移民関税捜査局 予告なしに移民数百人を クリスマス前のエルパソのバス停に置き去り

2018/12/27(Thu)
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米税関・国境警備局(CBP)は、グアテマラ人の子供2人が死亡したことを受けて、保護下にある子供全員の健康診断を行うよう命令を出しました。クリスマスイブには、ニューメキシコ州のCBP保護下にあったフィリペ・ゴメス=アロンゾという名の8歳の男の子が亡くなっています。12月8日に同じくニューメキシコ州で、先住民系グアテマラ人の7歳の女の子ジャクリーン・カール・マキンが死亡しました。父親とともに亡命申請のために国境にたどり着いた2日後のことでした。一方、テキサス州エルパソでは、移民関税捜査局(ICE)が数百人の難民申請希望の移民を、グレイハウンドのバス停に突然降ろして置き去りにしたため、クリスマス休暇中のエルパソの当局者が緊急対応に追われています。ICEは、住居の用意もないまま難民申請者たちを、置き去りにしたのです。エルパソを拠点に移民を支援するチャリティー団体「希望国境協会」(Hope Border Institute)のディラン・コーベット事務局長に話を聞きます。

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