「私たちの指導者たちは子供のように振舞っている」 十代の気候活動家が国連気候サミットで世界の指導者と対峙

2018/12/11(Tue)
記事番号: 
1

デモクラシーナウ!は12月第2週、ポーランドのカトウィツェで開催されている第24回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)から放送します。前週の12月第1週、気候問題解決に向けた交渉のために現地に集まった世界の指導者たちに対し、10代の気候活動家が、気候変動の進行を逆転させ壊滅的な気候変動を防ぐための方策が十分ではないと迫りました。12月第1週、15歳のグレタ・トゥーンべリは、世界の指導者たちが何もしないことを非難し、彼らに次のように訴えて世界を驚かせました。「変化はいやが応でもやってきます。人々は困難に対処しようとしています。私たちの指導者たちが子供のように振舞っているので、彼らがずっと前に取るべきだった責任を私たちが今取らなくてはならないなったのです。」彼女は2018年初頭から母国のスウェーデンで気候変動に対する学校ストライキを始め国際的な注目を集めています。彼女は毎週金曜日、学校に行く代わりにストックホルムの国会議事堂前で抗議活動を行い、その活動は世界中の数千人の学生たちが同じことをするきっかけとなりました。彼女本人に直線話を聞く前に、ネットで拡散された彼女の演説の抜粋を放送します。「私は学校が好きで、学ぶことが好きです」とグレタは言います。彼女はスウェーデンが1年間に15%の二酸化炭素排出削減を始めたらストライキを終わらせるつもりです。「でも、もうすぐなくなるかもしれない未来のために、私たちはなぜ勉強しなくてはいけないのですか? この問題は学校よりも大切なことだと私は思います。」

共有します