17歳の息子が母親の強制送還を土壇場で阻止 母親は息子の大学入学を見届けられることに

2018/8/24(Fri)
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強制送還に直面していたバングラデュ人の女性が、一般市民の激しい抗議のおかげで土壇場で執行停止を認められました。サルマ・シカンダルは、夫と米国籍の17歳の息子を置いてバングラデュ行きの便に乗る予定でしたが、わずか24時間弱前に執行停止されました。シカンダルは米国に20年近く住んでいます。しかし彼女は6月に移民税関捜査局(ICE)から、8月までに米国を出て行かなければならないと告げられました。するとシカンダルが属する社会集団が支援に立ち上がり、彼女が米国に滞在する許可を求めてコネチカット州ニューヘイブン市で抗議行動を行い、同州ハートフォード市のICE事務所の外でハンガーストライキを決行しました。サルマ・シカンダルと、彼女の息子で8月最終週からクイニピアック大学に入学するサミール・マフムドに話を聞きます。息子を大学に入学させることがシカンダルの長年の夢でした。

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