ジェイムズ・ライゼン:リアリティ・ウィナーへの判決は近年で最悪の不当判決の1つ

2018/8/24(Fri)
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国家安全保障局(NSA)の内部告発者リアリティ・ウィナーに対し8月23日に連邦裁判所が下した判決は、政府の機密情報をメディアに漏えいした罪の量刑としては最長のものでした。彼女はトランプ政権の下でスパイ活動法に違反した罪で刑を言い渡された最初の人物です。ウィナーは2017年6月3日、ジョージア州オーガスタの自宅で連邦捜査局(FBI)の捜査官によって逮捕されました。その2日後、ニュースサイト『インターセプト』が暴露記事を掲載し、ロシア軍情報部が米国大統領選の数日前に少なくとも1社の米国投票ソフトウェア企業に対してサイバーアタックを行ったことを明らかにしました。この暴露記事のソースは2017年5月5日のNSAの機密報告書であり、ロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)が2016年の大統領選への干渉に関与していたとNSAが確信していたことを示すものです。『シャドウプルーフ・プレス』の編集局長ケビン・ゴストラと、『インターセプト』の国家安全保障問題上級特派員で元ニューヨークタイムズ紙記者ジェイムズ・ライゼンに、さらに詳しく話を聞きます。

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