ホンジュラス:選挙不正に抗議する人びとがデモ行進 軍隊による弾圧にもかかわらず

2017/12/4(Mon)
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ホンジュラスではこの週末、治安部隊がデモ隊に発砲し、少なくとも3人を殺害、数十人を負傷させ、緊張が高まっています。3日には、不正選挙は野党候補サルバドル・ナスララに対するクーデターだとして、数万人が抗議のために街に繰り出しました。抗議者らは、親米派の現大統領フアン・オルランド・エルナンデスに有利となるよう選挙を不正操作したとして、選挙管理委員会を非難しています。ホンジュラスの人権活動家で「ホンジュラス失踪者家族委員会」(Committee of Relatives of the Disappeared in Honduras)の創設者の一人のセナイダ・ベラスケスに話を聞きます。また「La Voz de los de Abajo(下からの声)」のメンバーで「ホンジュラス連帯ネットワーク」(Honduras Solidarity Network)の創設者の一人であるマット・ギンズバーグ=ジャケルにも話を聞きます。ギンズバーグ=ジャケルは、人権監視団のリーダーとして1週間以上にわたってホンジュラスに滞在しています。

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