トランプが名前をうまく発音できない国「ナミビア」出身の 著名ジャーナリストにインタビュー

2017/9/28(Thu)
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アフリカの国ナミビアは、トランプ大統領が先週の国連スピーチ中、国名の発音を間違えたことで、ニュースで話題になりました。トランプが存在しない国名「ナンビア」に言及したとき、多くの人はそれがガンビアなのか、ザンビアなのか、それともナミビアをさすのか混乱しました。ホワイトハウスのスタッフは後に、トランプはナンビアと言うつもりだったと説明しています。同スピーチでトランプは、アフリカの首脳らに対し、自身の友人らが富を築くのに力になったことに感謝しました。ナミビアで最も著名なジャーナリストのひとりで、9月28日、UNESCOでスピーチするためにパリ滞在中のグエン・リスター記者に話を聞きます。リスター記者は独立紙『ナミビアン』(The Namibian)を創刊、編集者を務め、過去には同紙で南アフリカのアパルトヘイト政権批判を展開しました。80年代、リスター記者は2度投獄され、同紙の編集室も放火で破壊されたこともあります。90年代、ナミビアの独立後には、同紙のビルに火炎瓶が投げ込まれました。グエン・リスター記者は現在、報道の自由保護運動の先頭に立っています。リスター記者は、世界の富豪がタックスヘイブンを利用して財産隠しをしていることを暴いたパナマ文書公開で有名になった「国際調査報道ジャーナリスト連合」(International Consortium of Investigative Journalists)の創設メンバーです。グエン・リスター記者は、9月28日の「国際情報ユニバーサルアクセスの日」(International Day for the Universal Access to Information)のためUNESCOでスピーチを行います。
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