大惨事で援助を求めるプエルトリコ人たち:「我々はアメリカ市民。見殺しにされるわけにはいかない」

2017/9/26(Tue)
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ハリケーン「マリア」がプエルトリコを直撃してから6日経ちましたが、同地域の340万人の米国市民は依然として十分な食糧と水、燃料がない状態におかれています。にもかかわらず、危機の重大さが見えてきた9月第4週の週末の間、トランプ大統領はこの事態に取り組むこともせず、人種的不公平に対する抗議に加わったスポーツ選手たちに暴言を吐いていました。大統領がハリケーン被害についてコメントするまで5日かかり、しかもそのコメントはプエルトリコの不運の責任は同島自身にあると攻めているように聞こえます。プエルトリコの惨状について、プエルトリコ人の学者ヤリマー・ボニラと共に検証します。彼女はワシントンポスト紙に”Why would anyone in Puerto Rico want a hurricane? Because someone will get rich”(「プエルトリコでハリケーンを待つ人間がいるとしたらそれはなぜ? その理由は誰かが金持ちになるから」)という記事を執筆しました。また、約1週間経っても愛する人たちと連絡が取れないでいるニューヨーク在住のプエルトリコ人たちにも話を聞きます。

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