ルイス・グティエレス下院議員:DACAの撤廃のようなトランプの「人種差別」政策に抗議する理由

2017/9/19(Tue)
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ジェフ・セッションズ司法長官は9月に入って、トランプ政権が「幼少期に米国に到着した移民への国外退去一時延期措置」(Deferred Action for Childhood Arrivals program:DACA)を撤廃するつもりであることを発表しました。DACAは、約80万人の若者に、米国で生活し働く権利を与えるものです。トランプ大統領と民主党の指導者たちは現在、「ドリーマーズ」(DREAMeres: DACAの対象者)を保護する取引を結ぼうとしています。上院少数党院内総務のチャック・シューマーと、下院少数党院内総務のナンシー・ペロシは9月第3週、DACAの保護法制化を目的に、ホワイトハウスでトランプ大統領と会談しました。トランプは会談後、取引の可能性は「大規模な国境警備」を承認するかどうか次第だろうと述べました。数十人の在留資格を持たない活動家たちと彼らの仲間は9月18日、下院議員のペロシの記者会見の最中に、彼女がトランプとの会談でドリーマーズを「交渉の切り札」として使ったと非難し、彼女をやじり倒しました。抗議者たちは、ドリーマーズだけでなく、米国に住む1100万人のすべての在留資格のない移民たちへの保護も求めました。イリノイ州選出の民主党下院議員ルイス・グティエレスに話を聞きます。彼は下院法務委員会のメンバーで、「ヒスパニック議員団の移民特別チーム」(Immigration Task Force of the Congressional Hispanic Caucus)の共同議長です。

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