「イルマ」を踏まえて キューバ人がハリケーンで死亡する確率が米国人より15倍低い理由

2017/9/12(Tue)
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ハリケーン「イルマ」によって、カリブ諸島で最も甚大な被害を受けた国のひとつは、10人が死亡したキューバでした。「イルマ」はカテゴリー5の勢力で、キューバの北岸を直撃しました。これは、ハリケーン「デニス」で16人が死亡した2005年以来、キューバで最悪のハリケーンでした。キューバは長い間、ハリケーンへの防災と復興において世界的リーダーと見なされてきました。「国際政策センター」(Center for International Policy)によると、米国でハリケーンによって人が死亡する危険性はキューバの15倍だといいます。一方、キューバはすでに、750人以上の医療従事者たちをアンティグア、バーブーダ、セントキッツ、ネイビス、セントルシア、バハマ、ドミニカ、ハイチに派遣しました。国際政策センターのキューバ計画の代表であるエリザベス・ニューハウスに、さらに詳しく話を聞きます。彼女は、キューバの防災準備を視察するために、米国からキューバへ多くの派遣団を連れて行っています。

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