気候変動で世界の寄生虫の3分の1に絶滅のおそれ 影響は甚大と米科学者

かつてない規模の洪水とハリケーンへの対応に追われる米国で、気候変動が生態系に欠かせない寄生生物の大量絶滅をひきおこし、現在進行中とみられる地球史上6回目の大量絶滅を早めるおそれがあるとする新たな研究が発表されました。科学誌『サイエンス・アドバンシズ』に掲載された研究は、2070年までに地球上の寄生生物の約3分の1が人為的活動によって絶滅する可能性があると警告しています。シラミやノミ、蠕虫(ぜんちゅう)類の絶滅は環境に深刻な影響を与え、新たな寄生生物が人間など動物の体内に侵入、甚大な健康被害を起こす可能性もあります。報告書"Parasite biodiversity faces extinction and redistribution in a changing climate"(「気候変動により絶滅と再分布を迫られる寄生生物の多様性」)の主要著者であるコリン・カールソンに話を聞きます。カールソンは、カリフォルニア大学バークレー校の「環境科学・政策・管理」分野の博士号候補者です。ウェブサイト「ビジネス・インサイダー」は2011年、「人類史上最も聡明な16人の子ども」と題した特集で、モーツァルトとピカソとともにカールソンを取り上げました。カールソンは当時、15歳でした。現在は21歳です。

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