米政府アサンジの逮捕状を準備  ウィキリークス訴追はすべての報道の自由への脅威とグレン・グリーンウォルド

2017/4/21(Fri)
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トランプ政権がウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジに対する逮捕状を用意したことについて、ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストのグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。ジェフ・セッションズ司法長官は20日、記者会見でこの報道内容を正式に認めました。先週、マイク・ポンぺオCIA長官はウィキリークスについて、以前のような称賛とは打って変わって「敵意のある諜報機関」だとして激しく非難しました。ポンぺオ長官のこの発言は、戦略国際問題研究所でCIA長官として初めて公共の場で演説した際のものです。ポンぺオは続けて、ウィキリークスは米軍の内部告発者チェルシー・マニングに情報を盗むよう指示したと非難しました。また、ジュリアン・アサンジを「悪魔」に例え、彼は米国憲法修正第1条によって守られないと示唆しました。スウェーデン政府による逮捕状が米政府への身柄引き渡しへとつながる恐れから、ジュリアン・アサンジがロンドンのエクアドル大使館に政治的亡命を求めてから5年近くが経ちます。『インターセプト』に寄稿されたグリーンウォルドの記事は、"Trump’s CIA Director Pompeo, Targeting WikiLeaks, Explicitly Threatens Speech and Press Freedoms"(「トランプ政権のCIA長官ポンぺオがウィキリークスを狙うのは言論と報道の自由への明白な脅威」)です。

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