脳腫瘍で入院中の亡命希望者 テキサスの病院で手錠をかけられ 民間拘置所に移送される

2017/3/2(Thu)
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アップデート:このニュースが放送された数時間後、サラ・ベルトラン=ヘルナンデスは本日(3月2日)解放され、家族のもとに帰宅、脳腫瘍の治療を継続する予定だと、アムネスティ・インターナショナルが発表しました。

トランプ大統領は「バッド・オンブレス」(悪者メキシコ人)を国外退去処分に処すと誓いましたが、エルサルバドル出身の亡命希望者が脳腫瘍で闘病中にも関わらず拘束されたショッキングな事件を見ていきます。サラ・ベルトラン=ヘルナンデスは手足に手錠と足かせ課せられた状態で、病院からダラス近郊のプレイリーランド拘置所(Prairieland Detention Center)へ再移送されました。彼女の弁護士でテキサスA&M大学「移民権利法クリニック」(Immigrant Rights Clinic)のファトマ・マロウフ所長と、生命論理学専門家でテキサスA&M医大「医療における人間性学科」(Department of Humanities in Medicine)のブリン・エスプリン准教授、サラ・ベルトラン=ヘルナンデス解放運動を展開するアムネスティ・インターナショナルUSAリサーチ部門のジャスティン・マゾーラ副理事に話を聞きます。

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