スタンディング・ロック・スー族の代表 「オバマの遺産はダコタ・アクセス・パイプラインの停止にかかっている」

2016/10/17(Mon)
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米連邦控訴裁判所は、スタンディング・ロック・スー族が提出した「ダコタ・アクセス・パイプライン」の一部地域における建設を永久に凍結する要求を却下しました。これにより、ダコタ・アクセス社がミズーリ川のオアへ湖に隣接した私有地で建設を再開することが可能になりました。パイプラインがミズーリ川の地下を通るかどうかの決定は陸軍工兵司令部にかかっています。スタンディング・ロック・スー族は、総工費38億ドルのダコタ・アクセス・パイプラインは文化的遺物や聖地の破壊を行うと主張しています。9月3日のレイバー・デーの週末に同パイプラインの警備員が先住民に犬をけしかけたこと、催涙スプレーの噴射、聖なる埋葬地をブルドーザーで破壊したことなどがこれに含まれます。それ以降、スタンディング・ロック・スー族と他の人々は、ブルドーザーで破壊された埋葬地の向かい側に恒久的な野営地を設置しています。彼らはこの野営地を「聖なる大地のキャンプ」(Sacred Ground Camp)と呼び、ダコタ・アクセス・パイプラインとの戦いを続けると述べています。スタンディング・ロック・スー族代表のデーブ・アーチャンボルト二世をゲストに迎えます。

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