警察が精神障害を患う丸腰のウガンダ難民を射殺したことで サンディエゴでの抗議活動が続く

2016/9/29(Thu)
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カリフォルニア州サンディエゴのエルカホン郊外で抗議運動が続いています。9月27日、精神障害を持つ兄の状態が悪化し緊急事態に陥ったため、妹が緊急電話番号911に精神病の救急隊の援助を要請したところ、警察が現れ(訳注:米国では緊急時に警察と消防・救急を呼ぶ番号が同じ)、丸腰のアフリカ系米国人男性を射殺した事件が起きた現場です。目撃者によれば、警官がテーザー銃を発射し、さらに別の警官が5度発砲したとき、被害者アルフレッド・オランゴは両手を上げていました。38歳のオランゴは2人の子どもの父親で、ウガンダ難民として20年前からサンディエゴに住んでいました。警察は28日、オランゴは銃を携帯していなかったと認めました。彼が警官に向けた物体は3インチ(8センチ弱)の電子タバコだったのです。オランゴ家の弁護士を務めるダン・ギレオンと、「アライアンス・サンディエゴ」(Alliance San Diego)のクリストファー・ライス=ウィルソンに話を聞きます。

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