何がトランプ支持者達を駆り立てるのか?社会学者のアーリー・ラッセル・ホークシルド 怒りと権利への哀悼

2016/9/28(Wed)
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26 日夜に行われた大統領候補者討論会の後、人種差別、性的差別、外国人排斥、さらにイスラム嫌悪への批判が高まる中、共和党の支配層や保守系新聞のドナルド・トランプ離れが続いています。今日は前バージニア州共和党上院議員のジョン・ワーナーがクリントン支持を表明するのではという報道もありました。さらにアリゾナ州最大の新聞『アリゾナ・リパブリック(The Arizona Republic)』もヒラリー・クリントン支持を表明しました。同紙は創刊以来初めて、大統領選で民主党候補を支持したことになります。社説には、「1890 年のアリゾナ・リパブリック紙の創刊以来、当紙は大統領選で共和党を差し置いて民主党候補を支持したことはなかった。一度たりとも。しかし、今年は違う」と書かれています。本日は著名な社会学者のアーリー・ラッセル・ホークシルドに話を聞きます。彼女は新著Strangers in Their Own Land: Anger and Mourning on the American Right(『自国の中の異邦人:怒りとアメリカの権利への哀悼』)』を執筆するため、この5年間の多くの時間をドナルド・トランプの熱狂的な支持者達と過ごしました。

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