コネチカット州の警察官 抗議運動家に対する罪状でっち上げ現場を誤って自ら撮影

2016/9/22(Thu)
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コネチカット州の警察官が、抗議運動家に対する罪状をでっち上げている現場を、無意識に自分で撮影した。米国自由人権協会(ACLU)コネチカット支部は、そう訴えて提訴しました。2015年9月11日、コネチカット州在住のマイケル・ピカードが、ウエスト・ハートフォード市の交通検問所で穏やかに抗議活動を行っていると、州警察官ジョン・バロンが歩み寄り、ピカードのビデオカメラを叩き落としました。そして、ピカードの携帯を許可された拳銃と拳銃許可証を没収しました。それ後ピカードがビデオを拾い撮影を再開すると、バロンは警察を撮影することは違法だと誤った主張を口にして、ピカードのビデオカメラを没収しパトカーに持って行くと車の屋根にそれを置きました。バロンは気がついていませんでしたが、ビデオは撮影を続けており、二人の会話を全て記録していたのです。その録画で、バロンはジョン・ジャコビ巡査部長とピカードを逮捕する口実を相談し、途中で「いざという時のために適当な言い訳は用意しておかないと」と発言しています。米国自由人権協会コネチカット支部のダン・バーレット法務顧問に話を聞きます。

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