ホロコースト生存者:トランプ・ジュニアの毒入りキャンデーのコメントでよみがえる殺された子供達の暗い思い出

2016/9/21(Wed)
記事番号: 
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共和党大統領候補ドナルド・トランプの息子、トランプ・ジュニアが、シリア難民を毒入りキャンディに例えたことをどう思うか、ホロコースト生存者に感想を聞きます。19 日、トランプ・ジュニアは画像付きのツイートで、こう記しました。「スキットルズがどっさりはいった器があって、そのうち3 粒にだけ毒入りだと聞かされたとする。キミなら、わしづかみにして手に取るかい?シリア人難民の問題ってそういうことだ」。これに対し、スキットルズの親会社は、「スキットルズはキャンディです。難民は人間です。適切な比喩とは思えません」とコメントしました。ホロコースト生存者で移民擁護者のマンフレッド・リンデンバウムは、「殺された子供達の暗い思い出が蘇ります」と評します。1939 年、ナチ侵攻のほんの数日前にマンフレッドと兄は、高名な「キンダートランスポート」救援活動を通してポーランドから英国に逃亡しました。1946 年にマンフレッドは、ユダヤ人難民組織「 HIAS 」のおかげで、ニュージャージー州で叔母と叔父に再会し、以来、米国に居住しています。

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