タルサとシャーロットで起きた警官によるテレンス・クラッチャーとキース・ラモント・スコットの殺害にまきおこった抗議行動

2016/9/21(Wed)
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警官による黒人男性殺害に関する討論をお届けします。ノースカロライナ州のシャーロットでは、20 日に 43 歳のアフリカ系アメリカ人、キース・ラモント・スコットが警官に射殺された事件への抗議行動が、一夜にして拡がりました。数百人が怒りを表明して街頭デモを行い、州間高速道路 85 号線を埋め尽くしました。ビデオ画像で見られるように抗議者達は高速道路を封鎖し、焚き火をしています。この事件に前後して、オクラホマ州タルサでも40歳のアフリカ系米国人、テレンス・クラッチャーが両手を挙げていたにも関わらず白人警官に射殺されたビデオが公開されました。「憲法上の権利センター(Center For Constitutional Rights)」代表のビンセント・ウォレンと、昨年サウスカロライナ州議会議事堂で 30 フィートの高さの旗竿によじ登り、掲揚されていた南部連合旗を外したシャーロット出身のアーティストで活動家のブリー・ニューサム、さらに「カラー・オブ・チェンジ(The Color of Change)」事務局長のラシャド・ロビンソンを迎えます。ロビンソンは、「テレンス・クラッチャーは黒人であるがために死んだ。警官ベティ・シェルビーを告訴せよ」という署名運動を新たに立ち上げています。

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