交通安全法での勝利から50周年 ラルフ・ネーダーが企業の「静かな暴力」を語る

2016/9/19(Mon)
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本日のゲストは、長年にわたって消費者運動に取り組むラルフ・ネーダーです。ネーダーは、1965年の画期的な書籍『どんなスピードでも自動車は危険だ』の著者でもあります。同書は、米国史上最も包括的な自動車安全法の制定を議会に促しました。今月は、「国家交通・自動車安全法」と「高速道路安全法」の署名から50周年の記念の月に当たります。リンドン・ジョンソン大統領は、1966年9月9日にこの画期的な法案に署名し、交通事故による年間死亡者数は大幅に減少することとなりました。この法案は、車両と運転手に対する連邦安全標準の遵守を義務化し、「国家道路交通安全局」を設立するものでした。ネーダーはまた、自分を監視し信用を落とそうとしたゼネラル・モーターズに対する訴訟で意義のある和解を勝ち取り、その和解金を使って「市民のための法律研究センター」(Center for the Study of Responsive Law)を始めました。ネーダーはこのほど、新著Breaking Through Power: It’s Easier Than We Think(『権力の突破:それは考えるよりもたやすい』)を出版しました。ネーダーは来週、これに関連してワシントンDCで会議を主宰します。

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