ダコタ・アクセス・パイプライン裁判の判決を前にノース・ダコタでは州兵がスタンバイ 

2016/9/9(Fri)
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38億ドルの「ダコタ・アクセス・パイプライン」建設をめぐりスタンディングロック・スー族が米政府を訴えた裁判の判決が本日下されますが、それに先駆けてノースダコタ州知事ジャック・ダルリンプルは州兵を出動させました。この訴訟は、パイプラインの許可を出したアメリカ陸軍工兵司令部の決定は国家歴史保全法(National Historic Preservation Act)に違反しているとして異議を申し立てたものですが、連邦地方裁判所判事ジェームス・ボースバーグは本日の判決で差し止め命令を出す見込みです。100以上の先住アメリカ人部族を代表する1000人以上の人々が、パイプライン建設に抵抗してステンディングロック・スー保留区近くのキャノンボール川沿いに結集しています。これは過去何十年で最大の先住アメリカ人諸部族の統一行動と呼ばれています。オナー・ジ・アース(Honor the Earth)の全国キャンペーン責任者タラ・ホウスカに、ノース・ダコタ州から最新情報を聞きます。

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