歴史的な判決で、チャドの元独裁者イッセン・ハブレが人道に対する罪で有罪宣告

2016/5/31(Tue)
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米国が支援したチャドの元独裁者イッセン・ハブレが人道に対する罪で有罪宣告され、終身刑を言い渡されました。ハブレは1980年代に政権の座にあった8年間に4万人に上る人間を殺した責を問われています。セネガルで行われた画期的な裁判でハブレは、彼の恐怖政治の間のレイプ、性的奴隷、殺害命令で有罪を宣告されました。ハブレが裁かれたアフリカ連合支援の法廷は、ハブレの被害者たちを中心とした20年間にわたる長い運動の結果設置されたものです。アフリカの1つの国の指導者が、人権侵害で別のアフリカの国の裁判制度で起訴されたのは初めてのことです。セネガルのダカールから、ヒューマン・ライツ・ウォッチの弁護士で広報担当者のリード・ブロディに話を聞きます。彼はイッセン・ハブレ政権の被害者たちと1999年以来協力し、ハブレを裁判にかける上で重要な役割を果たしました。

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