アッティカ刑務所暴動からアサンジまで マイケル・ラトナー弁護士は社会正義の闘士だった

2016/5/30(Mon)
記事番号: 
2

5月初旬、法曹界の巨人マイケル・ラトナーが72歳で亡くなりました。人権弁護士の先駆者であるラトナーは40年以上にわたって、世界中の人権侵害の被害者を弁護し、彼らのために声を上げてきました。大統領や独裁者に対する訴訟でも知られています。ラトナーと「憲法上の権利センター」(Center for Constitutional Rights)は2002年、グアンタナモ基地での囚人の無期限勾留問題で、ジョージ・W・ブッシュ政権を相手取る最初の訴訟を起こしました。米最高裁は最終的に2008年、同センターの訴えを認め、グアンタナモの囚人から人身保護令状請求権を奪う法律を廃止する画期的な判決を出しました。メモリアル・デー(戦没者追悼記念日)の今日、マイケル・ラトナーを彼自らの言葉で振り返ります。

共有します