元死刑囚モリース・ビッカム98歳で死去 KKKメンバーの警官殺害で37年の禁固刑

本日は、賞に輝く全米口述歴史プロジェクト「ストーリー・コー」(StoryCorps)の創設者デイブ・アイセイのインタビューをお届けします。アイセイは1989年のラジオ・ドキュメンタリーTossing Away the Keys(『鍵を投げ捨てて』)で、先日98歳で亡くなった元死刑囚モリース・ビッカムの人生を辿りました。アフリカ系米国人のビッカムは、1958年、ルイジアナ州マンデビルで警官2人を射殺したとして死刑を言い渡されました。彼は警官がクー・クラックス・クラン(KKK)メンバーであり、ビッカムを殺す目的で現れ、自宅のフロントポーチで彼を撃ったと主張しました。また同地域の他の住民多数も、射殺された警官はクー・クラックス・クランと協力していたと証言しましたが、当時これは南部の小さな街では珍しいことではありませんでした。モリース・ビッカムは37年間、アンゴラ州刑務所で1日23時間を独房で過ごしました。ビッカムは死刑執行延期を7度勝ち取ったものの、歴代のルイジアナ州知事は繰り返し恩赦を拒否。最終的には大きな圧力に逆らえず、ビッカムは1996年に釈放されたのでした。釈放された数日後、ニューヨークに来たビッカムは独立系ラジオ局WBAIの番組「ウェイクアップ・コール」(Wake-Up Call)でエイミー・グッドマン、バーナード・ホワイトらにインタビューされました。同番組はビッカムの事件を詳細に追い、全米に知らしめる手助けを したのでした。アイセイとともに当時のインタビューを聞きながら、ビッカムの人生とその遺産について話を聞きます。

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