ダニエル・ベリガン神父追悼:反戦司祭&詩人の生涯と功績を振り返る

今日は時間いっぱいを使って、伝説的な反戦司祭のダニエル・ベリガン神父の生涯と功績を振り返ります。ベリガン神父は4月30日、95歳の誕生日を間近に亡くなりました。詩人であり、平和主義者であり、教育者であり、社会活動家であり、劇作家でもあったベリガン神父は、「米国の軍事的帝国主義」と自らが名付けたものに対する抵抗を生涯貫きました。亡くなった弟フィリップとともに、1960年代後半の反戦運動や徴兵反対運動、その後の核兵器反対運動の広がりに大きく貢献しました。ベリガン神父は、FBIの最重要指名手配リストに載った最初のカトリック司祭でもあります。1968年初頭に歴史家ハワード・ジンと北ベトナムに赴いて米国人戦争捕虜3人を連れて帰ったことは、世界的なニュースとなりました。同年にはさらに、弟のフィリップら総勢9人でメリーランド州ケイトンズビルの徴兵委員会から378部の徴兵記録を持ち出しています。9人はこの徴兵記録を徴兵委員会の事務所の駐車場で燃やしました。ベトナム戦争に抗議するため、燃料には自作のナパームを使いました。彼らは「ケイトンズビル事件の9人」として知られることとなり、100件を超える同じような抗議活動の引き金となり、反戦運動に活気を与えました。この事件は、伝統を重んじるカトリック教会の土台を揺るがすこととなりました。ベリガン兄弟はさらにほかの6人の活動家と1980年、ペンシルバニア州キング・オブ・プルシアにあるゼネラルエレクトリック社の核ミサイル施設に侵入し、核弾頭をハンマーで叩き、文書やファイルに血を注ぐ行動を決行、「プラウシェアズ運動」を発動しました。活動家らは逮捕され重罪・軽罪合わせて10件以上を問われ、「プラウシェアズの8人」として知られることとなりました。

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