ノーム・チョムスキー トランプ候補について 「他の候補者たちもそんなに違わないことを認識するべき」

2015/9/22(Tue)
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ノーム・チョムスキーは9月19日、ニューヨークのニュー・スクール大学での講演で、米国の大統領選についての自身の見解に触れました。共和党の候補者ドナルド・トランプについての質問への回答の中で、チョムスキーは政治状況について次のように俯瞰を述べています。「現在の民主党は、かつて共和党員穏健派と呼ばれた立場に近い。共和党は、もうあっちの世界です。彼らは、極端な富と権力のほうに傾倒しすぎたため票を集めることができません。それでどうなったかというと、彼らは、昔から存在している米国の特定グループを動員しました。トランプは喜劇的な息抜きかもしれませんが、主流候補も大差はない。そのことの方がもっと重要だと思います。」

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