アラン・ネアン:ドナルド・トランプ、大量虐殺に関係しているインドネシアの指導者たちと会談し称賛

2015/9/8(Tue)
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共和党の大統領有望候補ドナルド・トランプは9月6日、ニューヨークのトランプタワーで記者会見を行いました。彼が第3党からの出馬はしないと明言したことについては盛んに報道されましたが、この会見に列席したインドネシアの政治的高官を含むゲストたちについてはほとんど触れられませんでした。ドナルド・トランプと会見したインドネシア人の中には、国会副議長のファドリ・ゾンもいました。彼は米国が軍事訓練したプラボウォ・スビアントの右腕です。プラボウォ将軍は、彼がインドネシアの特殊部隊のトップだった1990年代におこなった広範囲な人権侵害の責任を問われてきました。プラボウォは1998年、ジャカルタで起きた政情不安のさなかに活動家たちの誘拐と拷問に加担した容疑で軍隊から解雇されました。この政変では、数百万人の市民を殺害した長年の独裁者スハルトが追放されました。プラボウォはスハルトの娘婿でした。トランプの会談についてアラン・ネアンから話を聞きます。

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