グアテマラ大統領辞職 民衆蜂起の「大きな勝利」
2015/9/3(Thu)
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大規模な民衆蜂起の後、グアテマラのオットー・ペレス・モリナ大統領がついに辞職しました。辞職は大統領に対して司法長官が発付した逮捕状を、判事が承認した数時間後に発表されました。これに先立ち、グアテマラ議会は世論の声を受けて、大統領の不逮捕特権の剥奪を満場一致で可決していました。検察当局は、ペレス・モリナ元大統領を違法な癒着、賄賂受け取りおよび通関詐欺の罪に問う予定だと発表しています。セルマ・アルダナ検事総長によれば、ペレス・モリナ元大統領はまた、マネーロンダリング容疑でも捜査されているため資産が凍結される可能性もあるということです。ペレス・モリナ政権の元副大統領および、その他の政府関係者も同様の罪に問われています。ジョージ・ポルク賞に輝くジャーナリスト、アラン・ネアンにグアテマラシティより話を聞きます。