イエメンでクーデター? ジェレミー・スケイヒルとアイオナ・クレイグが語る権力を掌握するための反政府勢力の攻撃とサウジの役割、アラビア半島のアルカイダ

2015/1/20(Tue)
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イエメンのアルカイダが発表した脅迫に世界が注目する一方、イエメン政府は崩壊寸前です。シーア派の武装組織フシとアブド・ラッボ・マンスール・ハーディー大統領政権の対立は、首都サヌアで過去数ヶ月で最悪の暴力的衝突を起こしました。フーシの戦闘員らはクーデターを狙ってイエメンの大統領府に進攻したと報じられています。この数日前には大統領の側近が戦闘員らに誘拐されました。政府側の戦闘員らはフーシと闘う一方、その暴動が1年前に比べ破壊的になる一方の「アラビア半島のアルカイダ」(AQAP)に対する米国支援の攻撃も行っています。AQAPがパリのシャルリー・エブド攻撃の犯行声明を出した数日後には、また新たな衝突がおきました。イエメン政府はクーデターによって倒されてしまうのでしょうか? 2人のゲストに話を聞きます。長年イエメンから報道し、最近までイエメンが公認した最後の外国人記者だったアイオナ・クレイグと、オンライン雑誌『インターセプト』の共同創立者で、AQAPがシャルリー・エブド社での殺人の責任者であることをスクープした記者であるジェレミー・スケイヒルです。スケイヒルは彼の著書とドキュメンタリー映画『汚い戦争:世界は戦場だ』のために、イエメンで幅広く取材してきました。

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