米国人の人質は殺害される一方、他国籍者は釈放:米国の人質政策は米国民の命を犠牲にしているのか?

2014年は欧米のジャーナリストや援助活動家たちが「イスラム国」(ISIS)によって斬首される残酷な映像がテレビで放送されましたが、そんななか人質の命を救えた機会を邪魔したのかもしれない米国の人質事件対処の政策に変更を求める声が上がっています。ジャーナリストのジェームズ・フォーリーとスティーブン・ソトロフ、援助活動家のピーター・カッシグは全員、シリアでISISに誘拐された後で斬首されました。フォトジャーナリストのルーク・サマーズは12月、米国がイエメンで展開し失敗に終わった救出作戦中に殺害されました。こうした人質の家族らは、身代金の支払いを含む、捕獲者との交渉を拒否する米政府の政策を批判しています。一方、シリアでISISに誘拐された、少なくとも15人の人質は釈放されました。それは人質の出身国の政府(一国を除きすべてヨーロッパの政府)が、交渉をおこない彼らの釈放のために数百万ドルを支払ったからです。それに引き換え、米国は捕獲者との交渉や身代金支払いを拒否するだけでなく、人質の家族らが独自にそうしようとするなら起訴すると家族らを脅しました。3人のゲストによる討論を放送します。フォーリーが2012年に人質に取られた当時フリーランス記者として在籍していた「グローバルポスト」(GlobalPost)の社長兼CEOのフィリップ・バルボニ、連邦捜査局(FBI)の危機交渉部隊の元部長のゲリー・ノスナー、そして、オマーンが仲介した交渉で最終的に釈放されるまで410日間イランに拘束されていたサラ・ショウルドです。

最近のニュース

2020/5/26(火)

  • フォトジャーナリストのセバスチャン・サルガド:ブラジルの無謀なCOVID対策が先住民の生存を脅かす
  • 家にいよう、安全でいよう、親切でいよう:COVID-19 抑え込みについてニュージーランドが世界に教えられること

2020/5/25(月)

  • ノーム・チョムスキーに聞く 破滅的なトランプの新型コロナ対応、WHO、中国、ガザ、グローバル資本主義

2020/5/22(金)

  • アーマド・アーベリ殺害事件で第3の白人男性容疑者が逮捕される 司法省はヘイトクライムとして起訴を検討中
  • 警察署長の引退表明を受けFBIがブレノア・テイラー射殺事件の捜査に乗り出す
  • 下痢、脱水症、飢餓、消耗:インドではコロナ封鎖で農村部の貧困層が最も被害を受ける
  • マイク・デイビス:パンデミック最中に50州の封鎖解除で労働者は収入と健康のあいだの「ソフィーの選択」に直面

2020/5/20(水)

  • ニューヨーク市地下鉄の夜間閉鎖で、ホームレスが人であふれた避難所に収容されるなか、擁護活動家たちは定住できる家の提供を要求
  • 「生き続けよう、家にいよう、組織しよう」:バーバー牧師が、6月20日にワシントンで行う貧者のデジタルデモ行進への参加をよびかけ
  • ニュージャージーの公立学校の取り壊しに移民が抗議 7億5千万ドルかけてロバート・ウッド・ジョンソンがんセンターを建設計画

2020/5/19(火)

  • 各州が経済再開に急進 COVID-19の検査不足は米国にとっての「アキレス腱」とハーバード大の医師
  • 「メディアの白人化」:パンデミックによる予算カットが報道機関を破壊するなか「真っ先になくなる」のは多様性