医療従事者らを武器化:米国の拷問プログラム医療専門家らが最大の道具になった過程

「人権のための医師団」(Physicians for Human Rights)は、連邦委員会の一つに対し、中央情報局(CIA)の拷問に参加したすべての医療従事者を調査・記録し、責任を取らせることを求めています。同団体は12月第3週、Doing Harm: Health Professionals’ Central Role in the CIA Torture Program(「危害を加えること:CIAの拷問プログラムにおける医療従事者らの中心的役割」)という題名の報告書を発表しました。同報告書は、拷問プログラムに関わった医療関係者らは囚人たちに人体実験を行ったことによって、第二次大戦後のナチの当局者と医師らの裁判をもとに作成されたニュルンベルク綱領に違反する戦争犯罪を犯した可能性があることしています。「人権のための医師団」の調査倫理顧問で、この新たな報告書を共同執筆したナサニエル・レイモンドから話を聞きます。「我々は今、ブッシュ政権の法的断熱材、つまり無罪放免カードとして医療従事者たちが果たした重要で不可欠な役割の明らかな証拠を検証しています」と、レイモンドは言います。
レイモンドの説明によれば、「ミッチェルとジェッセン(CIAの拷問法を生み出したとされる2人の心理学者)が拷問の単独犯だった、自前の研究としておこなったという話にされることがしばしばです。しかし彼らは医療化した拷問の上部構造の中で働いていました。彼らは単独ではなったのです。そこには医師のアシスタントや博士も含まれていますし、他の専門家も含まれているかもしれません。彼らは、“処置”から、実際の監察、修正から、作戦の設計まで、あらゆることをしていたのです」。

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