リマ開催のCOP20  温室効果ガス削減で合意 壊滅的な気候変動に歯止めをかけられるか?

2014/12/15(Mon)
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ペルーのリマで開かれた気候変動枠組条約(COP20)は今週末、30時間以上の延長協議の結果、気候変動に関する合意文書を採択しました。気候変動対策への国際合意に向けた基礎となる新たな合意文書に、約200か国の交渉担当者が合意しました。支持者らは、全ての参加国が温室効果ガス排出量削減で合意に至ったのは今回が初めてだと話しています。最終草案には、全ての国が地球温暖化対策に「共通だがそれぞれ異なった責任」を持つと記載されています。リマでの協議結果に最も不満のある国々は、気候変動による被害からの復興にすでに苦闘している貧困国です。本日は3大陸からゲストをお呼びします。ペルーからは英ガーディアン紙の米国環境特派員のスザンヌ・ゴールデンバーグ、ロンドンからはフレンズ・オブ・ジ・アース(FoE)国際気候部長アサド・レーマン、そしてニューデリーからビジネス・スタンダードの共同編集者ナイチン・セティが討議に参加します。

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