気候会議は破滅回避に何も貢献していない 希望は人々の行動に

2014/12/12(Fri)
記事番号: 
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リマでの国連気候変動会議は、正式交渉の終了まで余すところ数時間になりました。1週間にわたる報道の締めくくりです。「貧困国はすでに現実的な影響を被っています。彼らが身を守るためにとる対策に必要な資金を先進国が提供しなければ、世界中で貧しい人々が対処のすべもないまま飢餓に直面し、いっそうの貧困に落ち込みます。」と、オックスファム事務局長のウィニー・ビャニーマは述べます。「でも気候変動危機を引き起こしたのはこの人たちでははありません。彼等には気候変動の問題を自力で解決する手段もありません。ですから、これは、正義と人権の問題なのです」。フレンズ・オブ・ジ・アース(FOE)インターナショナルの気候正義とエネルギー担当コーディネーターのディプチ・バートネイガーにも話を聞きます。この団体はCOP20でのダイインの計画を支援し、交渉中のグローバルな合意で無視されている人々に関心を向けるよう呼びかけました。

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