米国の無人機爆撃は本当に「的確」なのか?1つの標的ごとに28人が殺害されているとの報告

2014/12/3(Wed)
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米国の無人機攻撃は一つの標的ごとに28人の身元不明の人々を殺害しているという新しい報告書が発表されました。オバマ政権は無人機攻撃は「的確」に標的を攻撃すると主張していますが、非営利団体「リプリーブ」(Reprieve)は、イエメンとパキスタンでは41人が標的となり、その攻撃で1000人以上の身元不明の人々が殺害されたと報告しています。例えば、アルカイダのリーダーであるアイマン・アル=ザワヒリ一人の殺害を図るため、CIAは76人の子供と29人の大人を殺害しました。それでもザワヒリは未だ生存しています。リプリーブの専従弁護士であり、この新報告書、You Never Die Twice: Multiple Kills in the U.S. Drone Program(『人は二度死ねない:米国無人機プログラムによる多重殺人』)の執筆者であるジェニファー・ギブソンに話を聞きます。

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