混乱高まる ウクライナの情勢は冷戦時代を抜け出せない米ロ関係の代償?

2014/4/29(Tue)
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米国と欧州連合(EU)は、ロシアのウラジミール・プーチン大統領の側近に関係した個人と企業を標的に、ロシアに新たな制裁を加えました。この動きは、ウクライナ東部での危機が依然として混沌としている中で起こりました。親ロシア派は4月28日、新たな街を掌握し、欧州の監視団員ら7人を引き続き拘束しています。ウクライナで第2の規模の都市ハリコフの市長は背中から撃たれ、現在重体です。ウクライナ政府と欧米の列強は、侵略への口実のために混乱を作り出しているとしてロシアを非難しています。3人のゲストによる討論を放送します。キエフ・ポスト紙の編集者で、4年間ウクライナを拠点としているクリストファー・ミラー、1987年から1991年在ソビエト連邦米国大使を務めたジャック・マッドロック、ニュースクール大学の国際関係学教授で、近刊予定のThe Lost Khrushchev: Journey into the Gulag of the Russian Mind(『失われたフルシチョフ:ロシア人の心の矯正労働収容所への旅』)の著者であるニーナ・クルスチェヴァの3人です。

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