警察が“賞金稼ぎ”? アルバカーキの警官らが直面する抗議と一連の射殺事件をめぐる調査

2014/4/1(Tue)
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ニューメキシコ州アルバカーキでは、警察による発砲事件が立て続けに起きていますが、一番最近起きた同様の事件のあと激しい抗議が巻き起こっています。警察のヘルメットに装着されたカメラで撮影された映像は、複数の警官が、ホームレスの男ジェームス・ボイドを殺害する場面が映っています。ボイドは野営していたその場所で、警官に降伏しているように見えています。ボイドが自分の所持品を拾い上げ、向きを変えると、警官らは照明手榴弾を投げつけ、数ヤード先から彼に向けて6発の実弾を発砲しました。アルバカーキ警察署は2010年以来、37件の発砲を起こし、そのうち23件で死者が発生、現在連邦政府による調査を受けています。連邦捜査局(FBI)は4月第1週、ボイドの殺害について調査していることを認めました。また、司法省はすでに同市の警察の発砲事件について1年以上調査しています。AP通信の記者で、3月30日の抗議行動を取材中に催涙ガスを浴びせられ、同警察の複数の発砲事件を追っているラッセル・コントレラスに話を聞きます。社会正義活動家のノラ・タチアス=アナヤからも話を聞きます。彼女の甥であるジョージ・レビー・タチアスは1988年、運転中に警察に射殺されました。タチアス=アナヤは「警察による暴力をとめよう10月22日連合」(the October 22 Coalition To Stop Police Brutality)のメンバーです。

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