映画「白人たちへ」:大学キャンパスでの人種的ステレオタイプや「白人の場所で黒人でいること」

2014/3/24(Mon)
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ハーバード大学からミシシッピ大学まで全米各地の大学でキャンパス内の人種差別がいまだに見受けられる中、笑いと風刺を通してこの問題に立ち向かう新作映画を見ていきます。Dear White People(『白人たちへ』)は圧倒的に白人の多い架空のアイビーリーグ校に在籍する黒人学生たちが主役です。主人公の一人サムは、有色人種が直面する人種的なステレオタイプやジレンマに立ち向かう構内ラジオ番組「白人たちへ」の司会を務めています。構内の人種間の緊張は、白人が大半を占める学生グループが顔を黒くし、小道具としてスイカやおもちゃのピストルを用いてアフリカ系アメリカ人をテーマにしたパーティーを開催した時に頂点に達します。本日は俳優マーク・リチャードソンと今回が初監督で賞を受賞したジャスティン・シミエンに話を聞きます。

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