監視コストの低下によって 国家安全保障局(NSA)は世界中の全ての通話を記録・再生可能に

2014/3/21(Fri)
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エドワード・スノーデンのリークを基にした最新の報道によると、国家安全保障局(NSA)は、海外のある国(国名は未公表)で発信された、すべての通話を記録しています。MYSTICと呼ばれる監視システムは、数十億の通話を最長30日間保存できます。NSAのエージェントはRETROという暗号名のツールを使ってそれを巻き戻し、1カ月前まで遡ってあらゆる通話を点検できます。同プログラムのシニアマネージャーの一人はこれをタイムマシンになぞらえています。MYSTICについてワシントンポスト紙でスクープした記者の一人アシュカン・ソルタニに話を聞きます。ソルタニ記者は監視コストに関する綿密な調査を行っています。他にも、NSAがGoogleのクッキーを使ってハッキングのターゲットを突き止めていることや、世界各地でYahooとGoogleのデータセンターに接続する主要コミュニケーション・リンクに密かに侵入していることなどを暴いた一連のワシントン・ポスト紙の記事を共同執筆しました。

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