ウクライナの情勢不安は誰のせいか ウクライナ危機での米露の役割を検討

2014/3/3(Mon)
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ロシアはウクライナのクリミア半島にロシア軍を駐在させることを誓い、冷戦以降最も大きい西側諸国との対立となっています。ウクライナの新首相アルセニー・ヤツェニュクは、プーチン露大統領がウクライナへ事実上の宣戦布告を行ったと述べました。ウクライナ東部のさらに広い範囲がロシアに占拠されるのではという懸念が深まっています。ロシア軍はきょう、クリミア半島のバラクラバにあるウクライナ沿岸警備隊基地を制圧しました。また2日には、新たに任命されたばかりだったウクライナ海軍総司令官がロシア側に投降しました。ウクライナ危機について、エール大学の歴史学教授ティモシー・スナイダーに話を聞きます。ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックスへの最近記事はUkraine: The Haze of Propaganda(『ウクライナ:プロパガンダのもや』)です。また、元CIAのアナリストのレイ・マクガバンにも話を聞きます。彼はCIAに勤務していた27年間のうち最初の10年間、ロシアの外交政策を専門としていました。最近ではUkraine: One 'Regime Change' Too Many?(『ウクライナ:手に余る「レジームチェンジ」か』)記事を執筆しています。

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