写真に写った黒い顔:写真を通して文化表象を形作るアフリカ系アメリカ人たち

2014/1/23(Thu)
記事番号: 
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アフリカ系アメリカ人コミュニティが、自分達がどのようにイメージされるかを、写真という手段を使って形作っていく様子を検証した新しい映画があります。Through A Lens Darkly: Black Photographers and the Emergence of People(『写真に写った黒い顔:黒人フォトグラファーとイメージの出現』)を制作兼監督したトーマス・アレン=ハリスは、同作中で自分の家族の歴史も披露します。アレン=ハリスはまた、関連プロジェクト「黒人家族写真デジタル読み込み巡回」(Digital Diaspora Family Road Show)の発起人でもあります。この2つは、デボラ・ウィリスの著書Reflections in Black: A History of Black Photographers, 1840 to the Present(『黒い映像:黒人フォトグラファーの歴史 1840年~現在』)にも一部インスピレーションを得ています。ウィリスは、今回のドキュメンタリーの制作も兼ねます。同作品が初公開されるユタ州のサンダンス映画祭にて、アレン=ハリス監督に話を聞きます。

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