「原発を停めるために戦う」 官邸前の脱原発デモで双葉町からの避難者が語る  

2014/1/17(Fri)
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東京からの放送の最終日の今日、福島第一原子力発電所がある双葉町からの避難者の声をお届けします。双葉町から避難しているカメヤユキコさんは、原発の再稼働に反対して、毎週金曜日、首相官邸前のデモに参加しています。「避難した時、私たちは着の身着のまま、何も持ってくることができませんでした。歯ブラシも、タオルも毛布もなく、寒くて、何もなかった。本当に地獄にいるようでした。死んだ方がましだと思いました。でも今は、皆さんに助けていただいて、諦めないでここにいます。だから皆さんと一緒に、ここで頑張って戦っていきたい」。首相官営前でデモに参加していることについて、「私たちは毎週ここに来て何回も安部首相に原発を再稼働しないよう訴えています。でも、この訴えは彼には伝わっていないようです。国民の多くが反対しても彼の思い通りにしてしまう。それが、なさけない」と言います。

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