ノーム・チョムスキー:シャロン辞任をもたらした「サブラ・シャティーラ大虐殺」はユダヤ人による最悪の大虐殺

2014/1/13(Mon)
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イスラエルのアリエル・シャロン元首相の経歴の中で最も衝撃的な事件、サブラ・シャティーラ大虐殺を取り上げます。1982年9月16日から17日にかけて、イスラエル軍がキリスト教系民兵による難民キャンプ襲撃を許可し、2000人ものパレスチナ人が死亡しました。虐殺を調査したイスラエルの特別委員会が、当時の国防相だったアリエル・シャロンに「個人的な責任」があると結論づけたことを受け、シャロンは辞任に追い込まれました。襲撃時にサブラ難民キャンプのガザ病院に勤務していたユダヤ系アメリカ人看護師のエレン・シーゲルによる殺害の記述を紹介し、コロンビア大学「アラブ研究のエドワード・サイード教授」を務めるラシード・ハーリディーと、世界的に有名な反体制知識人、言語学者、作家でマサチューセッツ工科大学名誉教授のノーム・チョムスキーに話を聞きます。

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