サンディからハイエンまで、異常気象の2013年は気候変動に関する報道が増加

2014/1/7(Tue)
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2013年の世界的気候変動の報道についての新たな調査によると、気候変動についての主流メディアの記事や社説は30%増加しました。「日刊気候」(The Daily Climate)というウェブサイトは、気候変動についての記事を毎日集めていますが、その結果、2009年以来初めて地球温暖化についての報道が増加したことがわかりました。地球温暖化についての報道は2013年は約2万4000件で、2012年は約1万8000件でした。ロイター、AP通信、ガーディアン紙はそれぞれ1000件以上を掲載しました。主流メディアの中で、2013年に気候に関する報道が減少したのは、ニューヨークタイムズ紙だけでした。一方、フォックス・ニュースの気候報道は相変わらず、気候変動はでっちあげだと主張する専門家たちを特集し続けました。最近の年次調査で「気候に関する報道はエネルギーと天候によって加速され、2013年に急増した」ことを発表した「日刊気候」の発行人ピーター・ディクストラから話を聞きます。ディクストラは元ジャーナリストで、17年間働いたCNNで、環境と天候について報道していました。

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