ローマ教皇 資本主義の「暴政」と「金への崇拝」を非難するも 女性聖職者や中絶には反対
2013/11/27(Wed)
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ローマ教皇フランシスコが最初の重要文書を発表し、資本主義を「新しい暴政」と攻撃し、全世界のリーダー達に貧困と不平等と闘うよう働きかけました。26日に発表された文書の中で、ローマ教皇フランシスコは、「金への崇拝」や「トリクルダウン」経済政策を消費者主義と奉仕ではなく統治する金融システムと同様に批判しました。法王はリーダー達に、すべての人に「尊厳ある仕事、教育と医療」を保証してほしいと訴えました。しかし、女性の聖職者としての地位と、妊娠中絶に対する教会の立場ついては、以前から変わらないことを表明しました。本日は意見を異にする2人の司祭に話を聞きます。マシュー・フォックスは、元カトリック教会の司祭で、解放の神学と「創造のスピリチュアリティ」を教えることを最初に止めさせられた司祭で、その後ドミニコ会から追放されたました。ロイ・ブルジョア神父は、カトリック教会の司祭であり、米国陸軍の訓練施設を監視する「スクール・オブ・アメリカズ・ウオッチ」(the School of Americas Watch)の創設者です。