NSA内部告発者エドワード・スノーデンが「大規模監視機構」の存在を明かした理由 グレン・グリーンウォルドが語る 

2013/6/10(Mon)
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エドワード・スノーデンがNSA内部告発者として名乗り出てその詳細を語った香港から、英紙ガーディアンのコラムニスト、グレン・グリーンウォルドに、スノーデンの取った行動と彼が暴露した米政府監視プログラムの様々な情報について話を聞きます。「この大規模監視機構は、米国内で徐々に構築されています。これは既に、数千万人の米国民だけでなく、地球上の何億、もしかしたら何十億もの人びとの会話やその他の行動を監視して記録するという極めて侵害的な能力を持っています。このような能力を米政府に持ってもらいたいという主張が一方にはあるでしょう。ですが、公表されず、議論も行われず、説明責任もないままこれが構築されるのを許すことは、また別問題です。(スノーデンが)表に立った最終的な理由と、我々が取材に動いた最終的な理由は、 この驚くほどに間接的な(監視)社会がいったいなんであるのか、そして我が国と世界の両方に与える影響について、焦点を当てる必要があったからです」ととグリーンウォルドは語ります。

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