独房で40年を過ごしたアルバート・ウッドフォックス ルイジアナ州に3度目の釈放命令

2013/2/28(Thu)
記事番号: 
3

連邦裁判所判事は、ルイジアナ州に、元ブラック・パンサーのメンバーで、40年間以上独房に入れられているアルバート・ウッドフォックスを釈放するよう命令を下しました。ウッドフォックスは、「アンゴラ・スリー」と呼ばれるもう1人の囚人ハーマン・ウォラスと共に、アンゴラ刑務所の看守を殺害したとして有罪を言い渡されました。「アンゴラ・スリー」とその支援者らは、彼らは政治運動をしていたために犯人に仕立てられたのだと主張しています。2月26日にウッドフォックスの釈放を命じた連邦判事は、2008年にも、再判で人種差別があったことを理由にウッドフォックス釈放判決を出しています。彼の有罪判決が否定されたのはこれで3度目となりますが、検察はこれまでの2度の勝利を反転させることに成功しています。今回もルイジアナ州はウッドフォックスの収監継続を求めて、上告すると見られています。2人のゲストをお招きしました。「アンゴラ・スリー」の3人目のメンバーで、30年間の獄中生活の後2001年に釈放されたロバート・キングと、「アンゴラ・スリー」を長く支持しているムワリム・ジョンソンです。

共有します