『メーカーズ:アメリカを作った女性たち』:過去50年のフェミニスト運動を辿る新映画

2013/2/26(Tue)
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過去50年の間、政治的および個人的な権利の拡大と地位の向上を通して、女性たちがいかに米国を形成してきたかの物語を伝える、新ドキュメンタリー映画について見ていきます。Makers: Women Who Make America(『メーカーズ:アメリカを創った女性たち』)という題名のこの作品は、PBS放送で3時間スペシャルとして2月26日に初放映されます。メリル・ストリープがナレーションを務める同作品は、50年前の1963年2月に出版されたベティ・フリーダンの『新しい女性の創造』から1991年のアニタ・ヒルとクラレンス・トーマスのセクハラをめぐる公聴会まで、女性運動について検証しています。『メーカーズ』は、グロリア・スタイネムやオプラ・ウィンフリーといった伝説的人物から、キャサリン・スウィッツァーら、あまり知られていない開拓者の物語も伝えます。スウィッツァーは1967年、女性として初めてボストンマラソンに公式に登録して走りました。当時、競技運営のトップが彼女をレースから強制的に除外しようとし、彼女の参加が大きく報道されました。彼女は結局完走しました。

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