獄中のバーレーン活動家が再審請求を受理される、だが米国支援の政府による虐待は依然続く

2012/4/30(Mon)
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バーレーン政府は、昨年始まった「アラブの春」で米国が支援するバーレーン王政を転覆させようとした罪に問われた21人の再審請求を受理しました。受刑者の中には、ハンガーストライキを82日間行っている人権運動の指導者、アブドゥルハディ・アルカワジャも含まれています。「国際的圧力が十分にかかれば、彼らは再審理をします。そして、ある程度国際社会の関心が薄れるまで、できるだけ時間稼ぎをしようとする。私たちはこれを今までも見てきました。そもそも、決して逮捕や投獄されるべきではなかった人たちであり、彼らは釈放されるべきだったんです」とアブドゥルハディ・アルカワジャの娘マリアム・アルカワジャは話ます。彼女は、軍法会議で使われた証拠の多くは、拷問による自白で得られたものだと主張しています。また、バーレーン警察が未成年を含む被拘束者を殴打し、拷問を続けているとする新しい報告書の編集者であるヒューマン・ライツ・ウォッチのジョー・ストークにも話を聞きます。

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