監視の対象にされたハッカー ジェイコブ・アッペルバウムが語るサイバーセキュリティ法案 監視と「サイバー空間の軍事化」
2012/4/26(Thu)
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コンピューター・セキュリティ・リサーチャーのジェイコブ・アッペルバウムは、「サイバー情報共有・保護法案(CISPA)」には、米国市民に対する軍事的な監視を原則的に合法化する案が含まれていると主張しています。「こういったことを『合法的なやり方』で行える能力を飛躍的に拡大したがるのは、すでに行っていることを合法化し、既成事実にしようとしていることだと理解するのが大事です」とアッペルバウムは言います。彼はユーザーがインターネット上で匿名で交信できるようにするネットワーク「Tor プロジェクト」の開発者であり擁護者です。またウィキリークスのボランティアでもあります。