アフガニスタン兵士の遺体とともにポーズをとる米国兵士の写真 米国のアフガニスタン占領の新たな不祥事

2012/4/19(Thu)
記事番号: 
1

ロサンゼルスタイムズに掲載された2枚の写真、米国兵士がアフガニスタン人の遺体や遺体の一部とともにポーズしている写真について反応を聞いて見ましょう。「実際、この二枚の写真は、アフガニスタンの人々によりも、我々(米国人)にショックを与えたと思います」とジャーナリストのアナンド・ゴパルは言います。「アフガニスタンの人から見れば、米軍は、遺体に小便を掛け、空爆で17人の市民を虐殺し、戦利品がわりに遺体の指を切り取った連中です。ですから、アフガニスタン人にすれば、戦争の渦中に置かれるとは、こういった目にあうことであり、それが戦争の実態なのです」。一方、北大西洋条約機構(NATO)の同盟国のうち数か国が、アフガニスタンから外国の軍隊が撤退したあと、アフガニスタンの軍隊の費用の負担を引き受けることを約束しました。米国と他の国々は2014年の終わりまでにアフガニスタンから撤退することを予定しています。「もし我々が米国とオーストラリア政府、及びその他の国の政府がアフガニスタンでの長期的な戦略としてお膳立てをしている合意に取り合わなければ、世界のこの地域で武力抗争が激化するでしょう」とアフガニスタン、カブールに本拠地を持つアフガン・ユース・ピース・ボランティア(Afghan Youth Peace Volunteers)のコーディネーター、ハキムは言います。

共有します