フーバー対キング師 FBIがキング師を標的にした事実を新著が暴露

2012/4/4(Wed)
記事番号: 
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本日はマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの暗殺から44年目です。暗殺は1968年4月4日、テネシー州メンフィスのロレイン・モーテルで起きました。そのころ、彼のすべての動きは連邦捜査局(FBI)によって追跡されていました。公民権運動指導者や平和活動家たちを追い回した、FBIのその狂信的な執拗さを描いた新刊書 Enemies: A History of the FBI(『敵たち:FBIの歴史』)の著者でジャーナリストのティム・ワイナーに話を聞きます。FBI長官のJ・エドガー・フーバーはキングを共産主義者と見ていました。彼は捜査官たちにキングのホテルの部屋や私邸にも盗聴器をつけてスパイするよう命じていました。ワイナーはまた、キングがノーベル平和賞を授賞する直前、FBIがどのようにして新聞各紙にキングと彼の夫人以外の女性たちとの関係を卑猥な詳細にまでわたって書かせたのかも記しています。

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